土木広報 WEBサイト構築のポイント3選
伝わるホームページをつくろう
ひと言で「土木広報」と言っても、その手法は多岐にわたります。いろんなことに挑戦できる環境であればいいのですが、通常は、予算や人的なリソースの関係で、優先順位をつけながら順々にやっていくことが多いと思います。
そんな中、ここ2、3年くらいで最も多いご相談が、WEBサイトの構築に関係する内容です。
これもいくつかのパターンがあります。
・そもそもWEBサイトを持ってないので全くの新規で構築したい
・今あるサイトをリニューアルしたい
・今あるものとは別に構築したい
大きくこの3パターン。
今回はこの3パターンともに共通するポイントを3つ選んでご紹介します。
①なぜWEBサイト構築が必要なのか?
これは初歩的なことですが、案外抜けている場合があったりします。WEBサイトを構築するにあたり、そこには何かしらの理由があるはずです。その理由を分解すると「現状認識」、「課題」、「目的」があり、それを達成するためとなります。最初の段階で、「抱えている課題を解決する、目的を達成するために、そもそも必要なのか」ということを議論しコンセンサスを得ることが大切です。
「なんとなく古くさいから今風のデザインにしたい」というような漠然とした動機にならないように注意したいですね。
②だれに何を伝えて、どのようなアクションを起こしたいのか?
これもWEBサイト構築の前に明確にしておく必要があります。とても大切。
例えば、リクルート強化が目的であれば、どんな学生に観てもらって、採用に関する問い合わせを増やしたい・・・ということになるでしょうし、子ども達に土木の楽しさを伝えるたいということであれば、それはまた違った造りになってきます。
できれば、あれもこれもというふうにならず、より具体的に明確化できるといいと思います。
③コンテンツ・情報の精査
①、②が明確になってくると自然と③で迷うことは少なくなってきます。予算内で優先すべきコンテンツや情報を精査してスタートさせましょう。ビジュアルの力がかなり影響が出ますので、極力すてきな写真を準備した方が賢明です。また、可能であれば動画コンテンツも整備したいですね。会社の雰囲気や特徴がより伝わるためにも、社長はじめ働いている方たちの顔が見えることも大切になってきます。
あとは、SNS運用との連携も。このあたりはまた別の記事で書きたいと思います。
いかがでしょうか?
だれもが「かっこいいホームページ」を望まれると思いますが、本質としては「伝わるホームページ」になることが大切だと考えています。
現在、ホームページの構築やリニューアルを検討されている方、本格的につくりはじめる前に、一度再確認されてみてはいかがでしょう。